2018-07-22

☆ありがとうございました!



20(金)のペルセパッサ・オイリュトミー団アトリエ公演Vol.5
倒れそうな暑さの中をご来場いただきありがとうございました。
あたたかいまなざしの中、無事に幕を閉じられたことを心より感謝いたします。

ご感想、ご意見がおありでしたらブログ右下の問い合わせフォームよりお寄せ頂ければ幸いです。

これからも精進してまいります。

ペルセパッサ一同

2018-07-13

・ペルセ通信 その2 原仁美




「ひこ星群舞」   原仁美 



 笹の葉に短冊を掛けて星に願う。
織り姫とひこ星が出会えたから願いも叶う。子供のとき、そんな気分にほんのり包まれて夜空を見上げる。

 夏休みに祖父母の家に行くと、お仏壇にお盆のお供えがしてあり、ほおずきが挿してある。毎朝、小さな器にご飯とお水をよそい仏様にあげる。お盆祭りの夜、大人たちは酒をのみ子供たちはその上機嫌のおこぼれに授かる。

 茅葺きの屋根に草が生えている。蝉のごった返したような音の反射の中に川のせせらぎが聞こえている。川遊びに背丈を越える草の嵐を抜けると、水面は私たちのはしゃぎ声とともにきらめき、水の中はひんやりとしていて足の裏がこそばゆい。河原に腰をおろしおにぎりをほおばる。

 石が冷たく光り疲れた体をどこかへ連れていく。


 穴に落ちていく……





 大人になって折々の行事からは遠去かり、矢のような陽光から逃れるように稽古場の扉を開ける。様々な体が視界に入ってくる。あいさつをしながら迎え入れられているのか、迎え入れているのか……。1日の疲れた体を引きずるようにたたずみため込んだ息を人知れず吐き出す姿、しなやかな肢体を気持ち良さそうに可動域一杯にストレッチしている形、黙々と今日の課題を反復している動き、その人たちがどんな今日を生きてここに辿り着いたか、その汗にどういう食事の塩分を蒸発させているのか、幼少期の夏の思い出はどのようなものか、何も知らない。

1.2.3.
せーのー
音楽や言葉とともに呼吸を合わせる。 
メンバーの何かの文に「……群舞はソロより客観的……」というくだりがあった。フムフムそうだ、と思い納得したもののそれ以来、群舞はなぜ客観的なのだろうという考えが時折り頭をよぎる。群舞の稽古は新しい自分に出会える。また新しいメンバーの一面が私に開かれる。大きな露骨な癖はつどつどお互いに注意しあえる。ソロだと、思い込み、独りよがりは修正されないままだ。思いのままに執着のままに踊ると多くの観る人たちが受け入れられなくなる。私はかなり思い込みが激しく、このような文章にも他者の目を意識していなければ通じなくなる。例えて言うなら、小さいお皿を「小人のお皿(お皿自体が小人)」と呼ぶが、そのまま書いたらたちまち何のことかわからなくなってしまう。踊りだと、一生懸命になればなるほど、他者から見ると「なぜお尻をつき出して踊るのか?」という疑問を持たざるを得ない動き方をしているのだ。

群舞稽古において、あちこちに自分が現れる。その自分は他者を通して出現する。他者が私をわからしめてくれる。「こんにちは」新しい自分。それまでの主観は沢山の私と出会うことで、夜郎自大に気付く。世界が広がる。 

新しく世界が広がった者同士、その間の空間を、空気を作品の持つ雰囲気に変えながら作っていく。享受し踊っているだけでなく能動的に意識を共通に持ち、動きができてくる。個々の動きが磨かれつつも協動する。誰かが私の目の代わりになって言葉にして伝えてくれ、私は誰かの目の代わりになって伝えるべき言葉を探す。以前、メンバーのひとりがまごまごしてなかなかうまく動けないでいる私に、

「呼吸をしっかり取って、大きく吸ってみるといいんじゃない?」

と言ってくれたことがあった。その人は客観的に私を見てそう伝えてくれているのだから素直に聞けば良いものを私は素直になれなかった。だって、息きつくてもう吸えない……。そしてちょっとだけ吸ってみる。今なら、呼吸の深いその人と比べて嫉妬している場合じゃない、呼吸の浅い私でも、その方向に努めれば変化すると、以前の私に言ってあげられる。そのメンバーは常にからだに向き合い努力を怠らない。一夜にしてできているわけではない。

あるいは自分だけなら挑戦しない、限界を超えさせてくれることもある。複数回の出番、でかいのに小鳥の役、想定外の連続だ。上背のある私は木の役を想定して筋肉痛でもプルプルしないようにと心の準備をしていたが、なんと小鳥!、ダチョウにならぬように気を付けた。前に小鳥たちを踊った人たちを見ていた事が功を奏し真似できていたようで、観に来てくれた友人たちに珍しく褒められた。 

何度も稽古場で稽古を重ねていくうちに、どのメンバーも私の知らない世界を持ち、自慢することもなく、働きかけてくれていることを知る。メンバーに助けられ横柄な私を我慢してもらい続け、これは副産物としか言いようがないがしきりと感謝の気持ちが芽生え、少しは性格も良くなるらしい。

こぶとり爺さんが無心に踊ると鬼たちが喜び次回の約束の担保にこぶを取っていくように、稽古の過程で次第に個々のこぶが取れ1つの織り物として作品が成っていく。露を含んでいるかのような毛穴が一斉にまばたきをする。軽く湿度を共有しながら全く別の個性が合わさっていく。

暑い稽古場がひとしきり煮えくり返る。私の頭がどこにあるのかわからなくなる。

 一息ついて共に休む。白い風がなでると一肌一肌ひらいていくような解放感がそよめきはじめる。

感じているのは内と外をつなぐ通路・プロムナードのようなところだろうか。

 誰もがひこ星に見え、集うと織り姫に出会える。つむぎ出されていく音と体と場。快感な群舞の誕生。











2018-07-12

・オイリュトミーの現在 Vol.5





ペルセパッサ・オイリュトミー団
アトリエ公演
「オイリュトミーの現在 Vol.5」


2018年 7月 20日(金)
16:00  19:30 2回公演
KFまちかどホール
入場料2,500円(高校生以下2,000円)


予約受付中!


persejapan@gmail.com
080-5877-6887



ブログ右の連絡フォームをお使いいただけます。
・お名前
・メールアドレス
・メッセージ欄に、16:00 or 19:30、枚数
を記入し送信してくださいませ。

折り返しご予約完了メールをお送りいたします。


各回定員30名となります。
定員になり次第締め切りとさせていただきますので、早めのご予約をおすすめいたします。
未就学児の入場はご遠慮くださいませ。


メンバー一同心よりお待ちしております。



2018-07-04










ペルセパッサ・オイリュトミー団へ





ギリシャ神話の植物的生命の神である
デーメーテルの娘ペルセポーネが
冥府の王ハーデスに黄泉の国に連れ去られて以降
限りない生命の高揚と死は
完全に表裏一体の関係となった。
バタイユ風に言うならば
死を超えてなお
高揚し続けるエロティシズムの
限りない振り子運動が
人間のカラダの中の生命のリズムとなった。
このペルセポーネの古名である
「ペルセパッサ」
の名を冠するこのオイリュトミー団は
この生死の振り子運動を
これからも限りなく
この日本の土壌に響かせ続けるだろう。



笠井叡







2018-06-15

・ペルセ通信 その1 桑原敏郎




「ラ・カンパネラ」   桑原敏郎


 去年からペルセパッサに参加することになりました桑原敏郎です。
定方さん、新保さん、寺崎さん、原さんたちと同じ天使館シューレの第2期生です。

 8月24日の「オイリュトミー現在Vol.6」では、リストのラ・カンパネラを踊ります。
稽古をしている最中に気づいたことや、今感じていることを書いてみたいと思います。

 ラ・カンパネラはリストの超絶技巧の作品で、音階が圧倒的に多く、しかも嬰ト短調(G#/A#/H/C#/D#/E/F#)という#記号の多い調です。さらに経過音としてG##/H#/C##/E#/F##などもたくさん出てきます。それをこの曲はかなり速いテンポで上がったり下がったりします。
 タイトルのcampanella というのは「鐘」という意味で、確かにたくさんの小さなベルがせわしなく鳴り響いている感じがします。
この曲を聴くと、イタリアかどこかの宮廷でピエロが、小さな鈴をたくさん道化服につけて、戯れに滑稽なダンスを踊っている姿が浮かんできます。




 
 この曲を「見える音楽」としてやる場合、見所はやはりその音の過剰さになるかと思います。しかもピエロのイメージがあるので、取りきれない音を必死でとろうとして道化のようにあたふたしている、という感じです。
 そんな演出を漠然と考えていたのですが、いざ音階を覚え始めたときの感覚は、100個近い電話番号をランダムに覚えていかなければならない。そんな気分でした。しかもオイリュトミーでは、#の音階は腕を返して肘から先を曲げてとるので、頭で音列を覚えても実際に腕で音階をとれるようになるには時間がかかります。
 ところが不思議なもので、長い曲を短い部分に分け、繰り返して何回もやっているうちに、「あ、できた!」という瞬間が来ます。「こんなにたくさんの音階をこの速さでできるはずがない」などと思っていたものができるようになる。この瞬間が無上の喜びです。その喜びが次の部分を克服する活力となって、その次の部分もやがて「あ、できた!」となる。
 これを繰り返していくと曲の流れをある程度辿れるようになって、最初は間違えてストップするところが多いのですが、やがてその間違いやすいところも少しずつ克服されていきます。そして音階の方はこの間やっと全曲を覚えることができました。



 

 ところで、今回のような音楽オイリュトミーの作品をやるときは、こうしてまずフォルムや音階を覚えたあと、その動きを何度も反復して練習します。この段階では記憶する力がフル回転で働いています。
 ちなみに西川隆範『シュタイナー用語辞典』を見てみると、「記憶はエーテル体を道具とし、エーテル体は記憶の担い手である」とあります。また「子供の成長力が記憶力に変化する」ともあります。(エーテル体を生命体と呼ぶことがありますが、その方がイメージしやすいかもしれません。)
 練習をしているときには、フォルムや音階の動きを反復することで記憶力をフルに働かせているうちに、このエーテル体が活性化されてくるのではないかと思います。そして子供を成長させるときに働くような生命のエネルギーが目覚めてくる。
 似た感じでいうと、ベートーヴェンのピアノ曲やシンフォニーの高揚感に溢れた盛り上がりの部分を聞いて、「わあ、すごい」と幸福感に浸っているような感じでしょうか。そういう力強い音の響きが体の奥底から轟いてくる感じがします。まあそれが理想ということですが…。
 
 ラ・カンパネラのような音数の多いむずかしい曲をやるときは、最初はなかなかうまくいかなくて、「これだけの音階を覚えることに何か意味があるのか」とか、いろいろネガティブなことを考えてしまいます。ですから、私の場合、練習を始めるまでがひと苦労で、重い腰を上げるまでは逃避の連続です。
 ところがいったん練習を始めて繰り返し同じことを練習しているうちにだんだん夢中になっていきます。やがて自分の中の記憶力がフル回転してくると、知らないうちに興奮状態になってきます。そして気がつくと勢いよく音階をとっていたり、フォルムを動いたりしていて、「始める前は結構疲れていたのに」などと思うことがあります。少し生命力が湧いてきたような感じです。
 記憶力を総動員してとにかく繰り返し動作を反復する。オイリュトミーはうまくできているなと思いました。これこそ生命力を起動する確実な方法だからです。
 しかし音階とフォルムを覚えたと言っても、まだこれからそれを一つの音楽的な流れとしてまとめていかなければなりません。さらにそれを「踊り」として見てもらえるようなものにしなければなりません。その作業がすべて終わったとしても、全曲を間違えずに通せる確率を上げて100%まで持っていかなければなりません。
 
 考えていたら気が遠くなってきました。
8月の本番に間に合うことを祈るばかりです。
これから少しずつでも克服していけたらと思います。まだ先は長そうです。





                                        ~ 次回のペルセ通信は7月。原仁美が担当します。




2018-05-26

・アトリエ公演 「オイリュトミーの現在 Vol.5」開催決定




「轟!Go Roll Over Beethoven」の東京・仙台公演以来の、ペルセパッサ・オイリュトミー団の公演が決まりました。


ペルセパッサ・オイリュトミー団アトリエ公演 「オイリュトミーの現在 Vol.5」



どうして突然Vol.5かと申しますと、
ペルセパッサ発足当時の2004年から4回のアトリエ公演がありました。
そこから長らく機会を得られなかったこのアトリエ公演という形を復活させ、今後定期的に続けていくことにしたからです。

私たちの活動をもっと身近に、もっと多くの機会に、より沢山の方に見ていただきたいと感じております。

4回目から引き継いでの、
ペルセパッサ・オイリュトミー団アトリエ公演「オイリュトミーの現在 Vol.5」開催です。



2018年 7月20日(金)
国立KFまちかどホール
16:00 19:30 2回公演
前売り2500円 当日3000円

予約・問い合わせ




出演者やプログラムの詳細は、facebookやtwitter、当ブログ、チラシでお知らせしていきます。

アトリエという感じの小さな会場での公演です。
会場は小さいながらも内容は濃く、オイリュトミーの内的空間は大きいです。
ソロや少人数による作品主体になりますが、間近で見るオイリュトミーのよさもあるかと思います。

ぜひお越しくださいませ!




会場への行き方です。


KFまちかどホール   
東京都国立市富士見台1-7-1富士見台第一団地101
machi.info@gmail.com / TEL:042-573-1141




<徒歩>
JR南武線谷保駅北口より5分
JR中央線国立駅南口より20分

 <バス>
JR中央線国立駅南口より
・京王バス(3番乗り場) 「第一団地」下車すぐ
・立川バス(4番乗り場) 「富士見台第一団地」下車すぐ

 <自家用車>
中央自動車道「国立・府中IC」より甲州街道経由10分
近くに有料駐車場あり(富士見台有料駐車場)


お待ちしております!




・ペルセパッサ・オイリュトミー団の成り立ち




ペルセパッサ・オイリュトミー団は、
オイリュトミーシューレ天使館の第二期生と第三期生を中心に、舞台活動を続けているグループである。

オイリュトミーシューレ天使館とは、笠井叡が主宰する四年制のオイリュトミー学校である。
1991年より1995年が第一期。
1998年から2002年が第二期。
2002年から2006年が第三期。




四年間の基礎課程を修了した第二期のメンバーは、
舞台活動をしながらオイリュトミーの学びを深める「フォルトコース」に進み、
シューレの講師である笠井禮示、谷合ひろみも共に活動するようになる。

2年間のフォルトコースを終えたメンバーと笠井叡のオリエンテーションの際、師は提案してくれた。
「集まって稽古をする時間を続けてみよう。」

しばらくするとグループの名前が付けられた。


ペルセパッサとは、ギリシャ神話の女神ペルセポネの古い呼び名である。
母デメテルと平和に暮らしていたペルセポネは、冥界の王ハーデスに見初められ、攫われてしまった。
そして妃としてハーデスの心臓の中に幽閉された。。


「閉じ込められた心臓の内側から、自分の力で突き破って外に出てこい」という思いが込められている。






ここからペルセパッサの歴史が始まる。

時は2004年春。

結成一年目は「オイリュトミーの現在」と名付けたアトリエ公演を連続的に行い、
2005年7月に「鱗粉神話」で最初の劇場公演を行った。
その後、愛知芸術センター・プロデュース / 笠井叡振付によるダンス・オペラ「UZME」にオイリュトミーシューレ三期生と共に出演する。

シューレを卒業した三期生は、二年間のフォルトコースも修了。
2010年「超自己愛」からペルセパッサに加わり、現在のメンバーで活動を続けている。




浅見裕子
笠井禮示
鯨井謙太郒
桑原敏郎
小松宏佳
定方まこと
塩月伊作
新保圭子
寺﨑礁
野口泉
原仁美





・オイリュトミーの歴史とペルセパッサ・オイリュトミー団




 オイリュトミーは20世紀の初頭、ルドルフ・シュタイナーによって提唱された身体芸術です。
当時シュタイナーはヨーロッパ各地で講演会を行なっていました。
後に彼は自らの思想を人智学として樹立しましたが、この講演会の講聴者であった、ある母親が自分の娘の進路相談をシュタイナーに求めたのが、シュタイナーがオイリュトミーを提唱するキッカケになったと言われています。
1911年のある日、母親はシュタイナーの元を訪ね、こう聞きました
「娘は間もなく学校を卒業しますが、彼女は体育や踊りが好きなので、将来、身体運動に纏わる道を考えています。シュタイナー博士の思想は人間の認識論、自然界の認識論など多岐にわたっていますが、この博士の思想を基盤とした運動芸術というものは考えられるのでしょうか?」
母親のこの質問が、シュタイナーが具体的にオイリュトミーを提唱する契機になったと言われていますが、シュタイナー自身はそれよりも以前の1905年か06年ぐらいからオイリュトミーの着想を持っていました。
 その当時、シュタイナーは自分の講演会に参加していたある女性ダンサーに、「自分の講演内容を基盤とした舞踊は考えられるか?」という質問を残しています。女性ダンサーは「出来ます」と答えましたが、シュタイナーは彼女の回答理由ではまだ身体芸術として高めるのには未熟であると考え、この着想は、その時点ではシュタイナーの内で温存され続けられました。
 時は経って、1912年1月に進路相談を受けた母親の娘・ロリー・マイヤー・スミスはシュタイナーから直接、オイリュトミーの稽古を受けます。彼女はオイリュトミー史上最初のオイリュトミストとなり、のちに舞台活動と指導を行なうようになりました。

 1922年には世界で最初のオイリュトミー学校・オイリュトメウム・シュトゥットガルトがドイツのシュトゥットガルトに設立されました。
1924年、この学校に当時16歳だったエルゼ・クリンクがルドルフ・シュタイナーの直接の推薦を経て入学。エルゼ・クリンクはパプアニューギニア人の母親とドイツ人の父親との間に生まれたハーフでしたが、容姿は完全に母親譲りでした。生まれはパプアニューギニアの森林地帯で、幼少期の頃、父親は娘のエルゼだけを連れてドイツに戻りシュトゥットガルトのシュタイナー学校に入学させました。

1924年当時、エルゼ・クリンクはシュタイナー学校の高等部に就学していましたが、シュタイナーにその身体的才能を見込まれ、午前中は高等部の授業に参加し、午後はオイリュトメウムの授業への参加が認められたのでした。
 エルゼ・クリンクはオイリュトメウム卒業後、同校の指導と代表に就任しましたが、1930年代半ばナチス党がドイツの政権を握ると、国内のオイリュトミー活動は一切禁止されました。実際にエルゼ・クリンクがオイリュトメウムで授業をしている最中にナチスのゲシュタポ(秘密警察)の男性2人が乗り込んできたというエピソードも残っています。
エルゼ・クリンクは2人に
「ご覧の通り、今私は授業中なのです。お話は授業が終わったら伺いますから、そこで授業を見学していてください」
と告げたそうです。
ゲシュタポの2人はおとなしく授業を終わりまで見学していったそうです。
エルゼ・クリンクのオイリュトミー活動禁止令は第2次大戦の終戦まで続き、この間エルゼ・クリンクはドイツの軍事工場でパラシュートの製作に従事させられました。
終戦後、オイリュトミーの活動禁止令は解かれましたが、廃墟と化した街ではすぐにはオイリュトミー学校を再建するわけにはいきませんでした。
エルゼ・クリンクは終戦から1960年代まで、シュトゥットガルト近郊のケンゲンという小さな村に身を寄せ、そこに小さなスタジオを建てて、オイリュトミーのワークショップを展開していきました。




1963年には経済的支援者が現れ、戦争で破壊された同地にオイリュトメウム・シュトゥットガルトが再建・開校しました。
この時期にオイリュトメウムに入学したのが、のちに同校の代表となるミヒャエル・レーバー氏ですが、彼はその16年後の1979年に日本で初めてのオイリュトミー公演を行うことになります。

 また、1950年代から60年代にかけては、日本のシュタイナー思想の第一人者・高橋巖氏がシュタイナーを研究するためドイツに留学していた時期とも重なり、文学界では澁澤龍彦氏が著作の中でシュタイナーを紹介し、舞踊界では大野一雄氏、土方巽氏、そして笠井叡が活動を展開し始めた時期と重なります。

 ペルセパッサ・オイリュトミー団の母体となったオイリュトミーシューレ天使館を設立した笠井叡は、この時期、澁澤龍彦氏を通して高橋巖氏と出会います。




 1971年、笠井叡は天使館を設立しました。
多くの若者が連日連夜、自分の身体の修練のために天使館に集い、稽古をし、作品を発表していきました。
すでにこの時期から、言葉と身体の結びつきを探求し、さまざまな角度から光をあてていた笠井叡は、ドイツでオイリュトミーを広めているエルゼ・クリンクとの結びつきを感じており、70年代中期には、エルゼ・クリンクとコンタクトを取るようになりました。




エルゼ・クリンクとの繋がりが出来た笠井叡は1979年にドイツへ渡独し、オイリュトメウムに入学。また同年、日本で初のオイリュトミー公演実現のため、オイリュトメウムの舞台グループのメンバーであったミヒャエル・レーバー氏とゲイル・ラングノフ氏が来日、日本で公演を行いました。
 翌年の80年に笠井叡は日本に残った他の家族をドイツへ呼び寄せ、次男で現ペルセ・メンバーの笠井禮示はこの年、シュタイナー学校に入学し、オイリュトミーと出会いました。
  1981年、エルゼ・クリンクはオイリュトメウムの舞台グループを引き連れて日本に来日し、各地で公演とワークショップを行いました。この来日中、舞踏家・大野一雄氏との出会いもあり、オイリュトメウムではエルゼ・クリンクと大野一雄氏のツーショットの写真が今でも大切に保管されています。
笠井叡は1983年にオイリュトメウムを卒業し、その後2年間は舞台グループに残り、ヨーロッパ・ツアー、アメリカ・ツアーに参加しました。




  1985年にドイツから帰国した笠井叡は、日本各地でオイリュトミー・ワークショップを展開していきました。この当時、笠井叡のワークショップを通してオイリュトミーに出会ったのが、ペルセパッサ・オイリュトミー団の設立メンバーの一人であった谷合ひろみでした。彼女は80年代終盤から90年代初頭の4年間にオイリュトメウムに留学しました。




  1991年に笠井叡は天使館を新たに四年制のオイリュトミー学校として開校し、「オイリュトミーシューレ天使館」と命名しました。
開校式には高橋巖氏、大野一雄氏をはじめ、ドイツからミヒャエル・レーバー氏が招かれ行われました。
入学した第1期生は91年から95年の4年間をここで学び、卒業公演は日本各地の他、ドイツのシュトゥットガルトとハンブルグで行なわれましたが、エルゼ・クリンクはその約半年前に逝去し、この模様を観ることはかないませんでした。




 第1期生の卒業から3年を置き、1998年にオイリュトミーシューレ天使館は第2期生を募集、開校しました。
この期に入学し、現在ペルセパッサ・オイリュトミー団のメンバーとして活動しているのが、定方まこと、寺崎礁、原ひとみ、新保圭子、桑原敏郎です。
またそれぞれ4年間のオイリュトメウム留学を終えて帰国していた谷合ひろみと笠井禮示は、シューレの2期生からオイリュトミーシューレ天使館の講師として携わるようになり、のちに彼らと共に2004年にペルセパッサ・オイリュトミー団を設立することになります。

 オイリュトミーシューレ天使館はその後、第3期生、4期生、5期生と継続的に4年制のオイリュトミー学校として活動していますが、2010年からは第3期を修了したメンバーがペルセパッサ・オイリュトミー団に加わり活動を共にしています。
現在、3期生の修了生から浅見裕子、鯨井謙太郒、野口泉、小松宏佳、塩月伊作がペルセ・メンバーとして共に活動しています。

 オイリュトミーシューレ天使館は、開校以来、1922年に開校された初のオイリュトミー学校のシュトゥットガルト・オイリュトメウムとの結びつきを育みながら歩んできました。
またその歩みは、日本のオイリュトミーの歴史の新時代を切り開いたとも言えます。ペルセパッサ・オイリュトミー団は、この歴史という土台の上に築かれたオイリュトミーの舞台公演グループです。




・ペルセパッサ 公演の記録






2004年8月28 日
「第一回アトリエ公演」
くにたち北市民プラザ




2004年10月31日
 「第二回アトリエ公演」
くにたち北市民プラザ




2004年12月1日~5日
「第三回アトリエ公演・ 告げ口心臓」
天使館




2005年3月6日
「第四回アトリエ公演」
くにたち北市民プラザ




2005年7月7日
「鱗粉神話」
セシオン杉並




2006年3月10日
「疑ふ人は来てみよ」
くにたち市民小劇場ホール




2006年7月11日
「宿神」
国分寺市立いずみホール




2007年1月19・20日
「Elysium」
国分寺市立いずみホール




2007年7月4日
「今、星のカラダが」
仙台市青年文化センター・シアターホール




2007年12月22日
「乙剣伝説」
新潟市音楽文化会館ホール




2008年10月1月
「ヒンメル」
国分寺市立いずみホール



2010年1月28・29日
「LOGOPOLIS」
国分寺市立いずみホール




2010年12月1日
「超自己愛」
国分寺市立いずみホール




2011年4月7日
「春曼荼羅」
国分寺市立いずみホール




2016年12月19・20日
「雪月花」
天使館




2017年1月22・23日
「響身」
天使館




2017年10月25日
「轟! Roll Over Beethoven!」
国分寺市立いずみホール




2017年12月8日
「轟! Roll Over Beethoven!」
エル・パーク仙台 スタジオホール




・メンバープロフィール 1




浅見 裕子 Hiroko Asami


子供の頃踊りに出会い、以来さまざまなかたちで旅は続き、瑞々しい瞬間を手繰る。
2002年笠井叡に師事。
オイリュトミーシューレ天使館第3期卒業、フォルトコース修了。
ペルセパッサ・オイリュトミー団の活動や笠井叡作品「蝶たちのコロナ」「ハヤサスラヒメ」国内外の公演に出演。
現在西国分寺でワークショップを定期的に開催中。


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:2000年春 オイリュトミーの稽古風景を見て衝撃を受ける

2.出身:東京都練馬区

3.好きな食べ物:ケバブ

4特技?

5.くせ:子供の頃から直らん悪いクセがひとつ

6.座右の銘(好きな言葉):笑う門には福来る

7.苦手なもの:目覚ましアラーム

8.好きな映画:Cabaret

9.好きな音楽:バルカン・ブラス

10.好きな動物:猫、魚

11.好きな色:赤

12.趣味:泳ぐ、太鼓叩く

13.最近嬉しかったこと:待望のDVD Boxが我が家に到着

14.好きな作家:出久根達郎

15.好きな俳優:岸田森

16.透明人間になれるとしたら何をするか:全裸で外出

17.好きな香り:コーヒー

18.カラオケの18番:?

19.好きなタイプ:料理好き

20.夢:毎晩色鮮やか



・メンバープロフィール 2




笠井 禮示 Reiji Kasai


1993年、ドイツ・シュトゥットガルト・オイリュトメウム入学。
1997年同校卒業。オイリュトミー・ワークショップ活動および自主公演活動を開始。
1998年よりオイリュトミーシューレ天使館の講師に就任。
2004年にペルセパッサ・オイリュトミー団の設立に関わり、以来ペルセパッサの舞台活動をはじめ、AKIRA KASAI DANCE COMPANYのメンバーとしても国内外の多くの舞台に出演してきた。
2016年より神奈川県の藤野シュタイナー学園高等部のオイリュトミー教師も務めている。

http://reiji-eurythmie.blog.so-net.ne.jp/


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:
 6歳の時ドイツのシュタイナー学校に入学した時。

2.出身:1973年・東京都国分寺市出身

3.好きな食べ物:焼き魚とステーキ

4.特技:ドイツ語が喋れます

5.くせ:
音楽オイリュトミーの時、音が鳴る瞬間に動きを合わせようとする気持ちが強すぎる傾向があり、結果として「早どり」になり、複数でのユニゾンで他の人よりもワン・テンポ動きが早くなると、よくメンバーから注意されます。
 
6.座右の銘(好きな言葉):あめすてや

7.苦手なもの:光沢のあるマホガニー色の、ある虫

8.好きな映画:ゴッドファーザー・シリーズ

9.好きな音楽:
クラッシクからジャズ、ブルース、ロック、ヘヴィ・メタまでOK。
フュージョンは聴かない。

10.好きな動物:猫

11.好きな色:トリノ・レッド

12.趣味:ギター、カメラ、写真

13.最近嬉しかったこと:
自分が教えている高校の生徒が創り上げたオイリュトミー群舞作品。
自分がフォルムを創ったにも関わらず、緊急入院でリハーサルに立ち合えず、本番も観れなかった。彼らに渡したフォルムが多少難解だったため、生徒たちはフォルムをアレンジして簡単にしようと学級会議で話し合ったが、ある男子生徒が、それもそれまでオイリュトミーの授業には積極的に参加してこなかった生徒が、先生(自分)が不在の時に、先生の意向も聞かずにフォルムを変えるのには反対だと意見を述べて、結局、フォルムを変えずに本番に挑んだ。

14.好きな作家:ピエトロ・アレッティーノ

15.好きな俳優:
「Uボート」出演時のユルゲン・プロノフ
「スカーフェイス」出演時のアル・パチーノ

16.透明人間になれるとしたら何をするか:
世界中の核弾頭ロケットの発射装置の配線コードを切断し、百均の水鉄砲に交換する。
世界には2016年の時点で約1万5千発の核爆弾があるとされ、仮にペルセ・メンバー全員がこのミッションに参加したとしたら、一人あたり百均で15万円分の水鉄砲を購入すれば、世界中の核爆弾の発射を阻止することが出来ます。

17.好きな香り:注文を待っている間の中華飯店の香り

18.カラオケの18番:やらない

19.好きなタイプ:「その人しかない」と直感させる人

20.夢:毎日見ている。前日や、最近身の周りで起きた事柄に関連した内容が多いが、怖い夢は滅多にみない。



・メンバープロフィール 3




原 仁美 Hitomi Hara


1996年、笠井叡に師事。
1998年、オイリュトミーシューレ天使館に入学。
2002年、卒業、引き続きオイリュトミー研究クラスのフォルトコースを経て、2004年よりオイリュトミー舞台グループのペルセパッサオイリュトミー団に在籍。
笠井叡の舞台「黄金伝説」(2000)、笠井叡オイリュトミーアンサンブルのメンバーとして「フーガの技法」(2008、2010)、また「蝶たちのコロナ」(2013~15)、「日本国憲法を踊る」(2016)などに出演。


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:福岡で笠井先生と出会う

2.出身:福岡(生まれは山口)

3.好きな食べ物:チョコ

4.特技:なし

5.くせ:低い姿勢になるときにケツポコ(お尻が突き出る)

6.座右の銘(好きな言葉):夜郎自大→最近知ってはまっている

7.苦手なもの:暴力

8.好きな映画:なし

9.好きな音楽:なし

10.好きな動物:なし

11.好きな色:なし

12.趣味:なし

13.最近嬉しかったこと:
批評・批判をいただけることとダンス現在vol.5『日本国憲法を踊る』朗誦にお声かけいただいたこと

14.好きな作家:なし

15.好きな俳優:なし

16.透明人間になれるとしたら何をするか:不動産屋に居てみる

17.好きな香り:お菓子、コーヒー、泉さん作成の蝋燭等々

18.カラオケの18番:なし

19.好きなタイプ:多分男性

20.夢:毎日みる



・メンバープロフィール 4




寺﨑 礁 Sho Terasaki


1973年 東京生まれ。
1997年 天使館。即興舞踏。笠井叡サンフランシスコ公演「人はカラダを携えて死者の世界へ赴くか?」で初舞台。
オイリュトミーの初級クラス「ヒンヴュス」に参加。
オイリュトミーシューレ第二期。フォルトコースを修了。ペルパッサ旗揚げからのメンバーとして活動。
笠井叡の作品に多数出演。
小平市でオイリュトミーワークとヨガ教室をしている。
https://alleluiahalleluiah.blogspot.jp/ 


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:ふらふらしていた20歳、'94年に笠井叡の舞台を見た。

2.出身:東京都小平市

3.好きな食べ物:うな重

4.特技:

5.くせ:ポケットに手を突っ込んでいる

6.座右の銘(好きな言葉):

7.苦手なもの:思考。たばこ。

8.好きな映画:冒険者たち。

9.好きな音楽:G-Rap。

10.好きな動物:みんな好き

11.好きな色:紺。緑。

12.趣味:何もしない

13.最近嬉しかったこと:妻の写真の表情

14.好きな作家:はるき悦巳。松岡達堪。

15.好きな俳優:

16.透明人間になれるとしたら何をするか:いつも通り

17.好きな香り:S.M.N.ポプリ。

18.カラオケの18番:しない

19.好きなタイプ:多様

20.夢:色付き




・メンバープロフィール 5




新保 圭子 Keiko Shinbo 


天使館オイリュトミーシューレ第二期卒業
ペルセパッサの活動のほか、ワークショップ(新潟)、精神病院でのミニ公演、ソロ公演「カンツォネッタ」「セラフィコ」


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:  高校2年の秋、エリゼクリンクアンサンブル(?)の新潟公演があって、私は高校の創作ダンス部に入っていて、顧問が部員を全員連れて行った。

2.出身:新潟市

3.好きな食べ物:家庭料理

4.特技:わからない

5.くせ:植物を枯らす、どっかに行ってる

6.座右の銘(好きな言葉):価値があるから生きるのではなく、生き抜くことに価値がある

7.苦手なもの:フェイスブック

8.好きな映画:「蒼の炎」、戦争関係の映画

9.好きな音楽:クリスマスソング、マーチ、荒井由実「晩夏」、サウンド・オブ・ミュージックの「my favourite things」他多数

10.好きな動物:海の中の生き物、昆虫(苦手なのも多いけど)

11.好きな色:自然の中にある色

12.趣味:なくなった

13.最近嬉しかったこと:新調したカーテンがすごくよかったこと

14.好きな作家:澁澤龍彦

15.好きな俳優:二宮和也、洞口依子

16.透明人間になれるとしたら何をするか:休む

17.好きな香り:沈丁花、ヒノキ、クロエのインテンス

18.カラオケの18番:カラオケには行けてない

19.好きなタイプ:志のある人

20.夢:



・メンバープロフィール 6




塩月 伊作 Isaku Shiozuki


2002年、オイリュトミーシューレ天使館第三期、入学。
2006年、卒業。2008年、フォルトコース修了。
2010年、ペルセパッサ・オイリュトミー団に参加。


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:1988年、神戸にて笠井先生のオイリュトミー講座に参加。

2.出身:東京都武蔵野市(生まれはスイス、ジュネーブ)

3.好きな食べ物:寿司

4.特技:?

5.くせ:紙幣の向きを揃えてから、財布にしまう

6.座右の銘(好きな言葉):「三つ子の魂百まで」

7.苦手なもの:たばこの臭い

8.好きな映画:「鉄道員」

9.好きな音楽:洋楽(ロック、ポップ)

10.好きな動物:犬、猫

11.好きな色:青、紺

12.趣味:スポーツのTV観戦

13.最近嬉しかったこと:コンサートで素晴らしいピアノ演奏を聴いた

14.好きな作家:五木寛之

15.好きな俳優:高倉健

16.透明人間になれるとしたら何をするか:服を着て、鏡に向かってポーズをとる。

17.好きな香り:薔薇

18.カラオケ18番:やらない

19.好きなタイプ:聡明で優しい人

20.夢:何か良い事が起こった、と思った瞬間に目が覚めてしまう残念な夢をたまに見る。



・メンバープロフィール 7




小松 宏佳 Hiroka Komatsu




2002年から4年間、笠井叡主宰  オイリュトミーシューレ天使館3期生としてオイリュトミーを学ぶ。
続いて2008年フォルトコースを修了 。以後、講座、公演をおこなう。


20の質問と回答

1.出会い:谷合ひろみ氏のオイリュトミー講座

2.出生地は福岡県

3.すきなたべもの:トマトソースのボンゴレ  スパゲッティー

4.特技:遠くのゴミ箱にゴミを投げ入れること

5.くせ:タオルの干しかた

6.座右の銘:人間到る処青山あり

7.苦手なこと:長編小説を書くこと

8.すきな映画:タルコフスキーの。ノスタルジア。

9.すきな音楽:サカナクション

10.すきな動物:セキセイインコ

11.すきないろ:ぱーぷる、purpur

12.趣味:ぶらり旅

13.最近嬉しかったこと:やっとこさ、詩集の入稿が完了したこと

14.すきな作家:古井由吉

15.すきな俳優:オレグヤンコフスキー

16.透明人間:まず体重計に乗ってみる

17.すきな香り:茶香炉、お茶やさんの香り

18.カラオケ18番:男女

19.すきなタイプ:不機嫌じゃない人

20.夢:ちがう星で生活している



・メンバープロフィール 8




桑原 敏郎 Toshirou Kuwahara


1991年、京都で舞踏に出会い、その後、大野一雄先生、笠井叡先生の踊りを見て感動。舞踏のグループ、サルタンバンク力王丸に参加。
1992年、舞踏&ダンス・マガジン『にくたえも』自費出版。
1994年オイリュトミーとシュタイナーを知り現在にいたる。


20の質問と答え

1.オイリュトミーとの出会い:舞踏家の笠井叡先生のワークショップが京都である、と聞いて行ったら、オイリュトミーの講座でした

2.出身:京都

3.好きな食べ物:京都のそば屋さんのメニューですが、納豆と卵と麺つゆをふわふわに泡だてて、あったかいそばにかけたもの

4.特技:オイリュトミー

5.くせ:音楽オイリュトミーで、ついついピアノ演奏を聞いてから動いてしまい、異常に遅れて音とほとんど合っていない、と言われてしまいます

6.座右の銘(好きな言葉): Live and let live. (思うように生きなさい。そして他の人にも思うように生きさせてあげなさい)

7.苦手なもの:高所・悪夢→心臓の動悸で死にそうになる

8.好きな映画:タイムトラベル/タイムスリップもの(About Time, 12 Monkeysなど)、身体入れ替わり/意識入れ替わりもの(Bigなど)

9.好きな音楽: The Screaming Blue Messiah, Pixies, John Lydon, The Smiths, Morrissey, Bjorkや、ジャズのMiles, Monk, Coltrane, Mingus, Roland Kirk, Dolphyなど

10.好きな動物:ネコ

11.好きな色:山吹色

12.趣味:宇宙の始まりや重力や意識の謎、聖書やキリスト教の起源、シュタイナーや古神道などの本を読むこと

13.最近嬉しかったこと:自分の子供が20才を過ぎ、最近は母の介護を少し体験して、人間の一生のサイクルがひとつの大きな流れとして感じられてきたこと

14.好きな作家:ウィリアム・フォークナー、エドムント・フッサール、『ハムレット』のシェイクスピア、『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』のドストエフスキー、『戦争と平和』のトルストイ、『オブローモフ』のゴンチャロフ、『大いなる遺産』のディケンズ、『虹』のロレンス、「幸せな王子」のワイルド、短篇のカポーティ、高村光太郎、新川和江、『夢十夜』の漱石、殿山泰二

15.好きな俳優:風間俊介、尾野真千子、満島ひかり、花紀京(吉本新喜劇)、歌舞伎の二世鴈治郎、六世歌右衛門、お能の二世金剛巌

16.透明人間になれるとしたら何をするか:すでに透明人間のようなものかもしれません

17.好きな香り:猫の背中の匂い

18.カラオケの18番:カラオケではなく、英語の歌の歌詞を覚えて、自転車に乗っているときなどに口ずさむのが好きです、最近挑戦しているのはNick Cave: Into My Arms

19.好きなタイプ:シマネコで肉球が黒いタイプ

20.夢:どんな風にしてこういう自分の意識が生まれ、こんな風に存在しているのか、生きているうちにその謎を知りたい



・メンバープロフィール 9




定方 まこと Makoto Sadakata


1978年生まれ。
1993年頃より、作曲家・即興演奏家として活動。
1996年より笠井叡に師事。オイリュトミーシューレ第二期生。
近年の活動は、天使館主催公演、CORVUSとしての活動、ペルセパッサ・オイリュトミー団公演、自主企画オイリュトミーとピアノの会 etc.


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:高3の夏の笠井叡集中講座。記憶外では1980年のオイリュトミー公演。

2.出身:生まれは札幌、育ちは新潟、盆と正月は東京。

3.好きな食べ物:人の手を感じる料理。

4.特技:隣家周辺のテレビのONをキャッチ。

5.くせ:腕や口を手で触れている。

6.座右の銘(好きな言葉):なんとかなる。

7.苦手なもの:生のネギ、タマネギ。

8.好きな映画:古いフランス映画、宮崎駿。

9.好きな音楽:特になし。強いて言えば教授。

10.好きな動物:野生、もしくは野生に近い動物。

11.好きな色:マットな黒。

12.趣味:特になし。

13.最近嬉しかったこと:天使の来訪(三度目)。

14.好きな作家:特になし。

15.好きな俳優:特になし。

16.透明人間になれるとしたら何をするか:特に幼い子どもがいる家庭のTV、PC、タブレット、スマホなどを故障させて回る悪戯。

17.好きな香り:金木犀。

18.カラオケの18番:あまり好きではない。

19.好きなタイプ:悪いひと、影のあるひと。

20.夢:たぶん毎日見てはいるが、この二十年は忘れていることの方が多い。



・メンバープロフィール 10




野口 泉 Izumi Noguchi


オイリュトミスト
2002年より笠井叡に師事。
オイリュトミーシューレ天使館第三期及び舞台活動専門クラスを経て、高橋悠治演奏「フーガの技法とオイリュトミー」(2008,2010)、「ハヤサスラヒメ」(2012,2014)、「蝶たちのコロナ」(2013~2015)、「日本国憲法を踊る」(2016)鯨井謙太郒作品「毒と劔」(2015) など国内外の様々な公演に出演。また放射能からいのちを守る山梨ネットワーク いのち・むすびば(2017年「むすびば」に名称変更)との共同公演「アシタノクニ」(2012)、桃澤ソノコとの人形劇「きつねおくさまの!ごけっこん」(2014,2015)、シュタイナー農法研究会(「種まきカレンダーを読み解く」2014 山梨・東京)、クラウドファンディングによる「おしごとは呼吸すること」(2017)公演の開催、ワークショップなどを行う。
 http://noguchiizumi.com  http://koomori.club



20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:バイトの先輩にシュタイナーの本を勧められた

2.出身:東京

3.好きな食べ物:ホテルの朝ごはん

4.特技:変なアイデアが出る

5.くせ:目をパチパチする

6.座右の銘(好きな言葉):人生はダンス

7.苦手なもの:苦手

8.好きな映画:ファニーとアレクサンデル、続・夕日のガンマン、天井桟敷の人々、など

9.好きな音楽:モーツァルトのレクイエム

10.好きな動物:こうもり、からす、ふくろう

11.好きな色:白、黒

12.趣味:なにかと一覧表にすること

13.最近嬉しかったこと:料理する時間ができたこと

14.好きな作家 :エルモア・レナード 、チャールズ・ウィルフォード、水木しげる、楳図かずお

15.好きな俳優:石原さとみ、池松壮亮、柳楽優弥、マット・デイモン、クリント・イーストウッド、カレン・ブラック、勝新太郎、大泉洋、

16.透明人間になれるとしたら何をするか:首相官邸、美術館、デパートの家具売り場に住む

17.好きな香り:田舎の駅に降りた時の香り

18.カラオケの18番:チャラ

19.好きなタイプ:常識がある人

20.夢:地底世界への旅




・メンバープロフィール 11




鯨井 謙太郒 Kentarou Kujirai


20の質問と回答

1.オイリュトミーとの出会い:初めてオイリュトミーと出会った時の記憶はないけれど、おそらく5歳頃に仙台の幼稚園で。あるいはシュツットガルト・オイリュトメウムの1986年の来日公演。

2.出身:宮城県仙台市

3.好きな食べ物:蕎麦、うどん、パスタ

4.特技:めったに嫌な気持ちにならない。

5.くせ:ドアや窓の鍵を閉めない。

6.座右の銘(好きな言葉):座右の銘はないけれど、好きな言葉はありすぎるので書ききれない。

7.苦手なもの:とある虫

8.好きな映画:アンドレイ・タルコフスキー、スタンリー・キューブリック、北野武の映画

9.好きな音楽:Blanky Jet City、浅井健一、バロック時代の音楽

10.好きな動物:狼

11.好きな色:黒、白、ピンク

12.趣味:ない

13.最近嬉しかったこと:朝食をゆっくりとれた時。

14.好きな作家:三島由紀夫

15.好きな俳優:思いつかない。

16.透明人間になれるとしたら何をするか:透明な身体感覚を味わう。

17.好きな香り:桜の季節、あるいは雪の日の匂い

18.カラオケの18番:行くことがない

19.好きなタイプ:未知

20.夢:昔見た夢が現実になることが多い。